2006年06月25日

オシム来る〜〜・・・のか?!

日本代表にとってのW杯は終わってしまった。そして、川渕キャプテンは、日本代表の新監督につき、J1ジェフのオシム監督と交渉中と明かしたそうな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060624-00000111-mai-spo

この記事によると思わず言っちゃったみたいだけど、これは、川渕氏の7月の会長改選に向けたアピールもあるんじゃ。今回の結果は結果でしたけど、アッシだってちゃんとこんな気の利いた人選を考えているんですぜっていう。

でも、ほんとにオシムが新監督になってくれるといいな。65才では年齢的にキツイんじゃないかって考え方もあるかもだけど、本当にすごい、いい監督だと思うし、何よりJリーグと日本の選手の特質について、ジーコ以上によくわかっていると思う。結局ジーコが使ったのって、日韓の時と基本的には同じメンツなんだ。だけど、オシムなら別の視点から選んだ、別の選手達を中心にすることも考えることができるだろう。

それから、日本人特有の精神構造みたいなもんも年の功で呑み込んでいるんじゃないかな。てか、今回のW杯の日本代表見ていて、つくづく日本人ってサッカーみたいなスポーツに向かない国民なんじゃ、なんて思ってしまった。なんか、野性が足りない。動物的な勘が欠乏している。

サッカーは11人が同じ意識をもって、同じ水準で同時に動かないと成立しないスポーツ。9人でやるとはいえ、責める時も守る時も全員が同時に動くことはない野球とはかなり違うと思う。だからこそ、ますます、野性と動物的な勘で動ける選手がたくさんいないとダメなんじゃ。全員が似たような生活環境で物質的に恵まれた育ち方をしてたら、ハングリーさに触発されることもなかろうし。。。

そういうことも呑み込んで、選手達の意識&体温コントロールもしなきゃいけないんだったら、監督ってほとんど超人。あ、監督はそこまでするはずないか。だから、日本代表でもキャプテン宮本がケア・マネージャーやってたわけね。一部の外人(ナカ〜タ含む)とニッポンジンとの間の調整役。ハァ〜、どこでも中間管理職はたいへん。ゆっくり休んでくだせー。
posted by miquage at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

アジさん来る〜〜\(^_)( ^_^)/

そっか〜、今回のW杯の場合、早い時間に始まる試合って、前半に点とらないとダメだったんだ。

神様は3時開始について文句言ってたけど、確かに3時にしろ4時にしろ、日が長いヨーロッパでは、炎天下だろう。後半にはさすがに日差しは弱まってても、疲れがどっと出てくる。

2日続けて4時始まりの試合を前半の最後の頃から見たのだが、どちらも後半は、選手がヨレヨレ。動きが鈍い。点も入りにくい。勝敗は前半にほとんど決していることが多い。もう2試合、3試合目の選手が多いからなおさらなのかもだけど、後半だけ見ていると、どのチームも、なんか悲惨な状態。ジーコジャパンを笑えないかも。

で、その試合開始時間に関するジーコの不満について、フローラン・ダバディは、こういうこと言うんなら、もっと早く言うべきだったと言ってる。つまり、トルシエだったら最初からメディアや協会に迎合しなかった、つまりどんなにエゴイストと言われようと、こんな時間の試合が続くことは最初からを拒否していたはずだった、・・そうな。

でも、神様は監督業不慣れで、協会や巨大広告代理店の思惑に乗らない交渉術なんて想定の範囲外だったんだろーな。それに、そもそも代表監督ってそこまで目を配らなきゃいけないもんなのか。まあ、悪辣に思えるほど用意周到にならないと、名監督には至らないのかもしれないが。(別にトルシエが名監督だったといっているわけではないんですけど)

21日(ブラジル戦の前)、こんなこと考えながら、スポーツ紙のサイトを見てたら、ヌース、ヌース!!(何故なまる?)
アジウソンがジュビロの新監督に決まったそうな!!
あわてて、ジュビロHPを見にいきました。

アジウソン・ディアス・バティスタ
いまだフル・ネームを覚えている。
(でもバティスタじゃなくてパスタと覚えていた(^^;))

元ブラジル代表DF。97年から99年までDFとしてジュビロ磐田に在籍。
ルイス・フェリペ・スコラーリ(2002年W杯優勝監督)がジュビロ監督時代に、ブラジルから呼んだ男。
フェリペ監督退団後もジュビロに残り、97年の初優勝に大貢献した男。
ブルー・アイズ。
高さとパワーとグッド・ルックス!
でもって、まだ、38歳。
ゴンと同じか若いくらい?!

大分を大躍進させた、やはりイケメンのブラジル人シャムスカとの大きな違いは、選手歴が長く、選手としても一流だったことかな。指導者歴はまだ5-6年ってとこらしい。この点が、吉と出るか凶と出るか。(ちなみにシャムスカは選手歴が短くてほぼずっと指導者なのだそうだ。)

ジュビロの監督には、いずれはドゥンガ様が来臨するって話もあるみたいだけど、ドゥンガってちょっとコワすぎ、コワモテすぎ、泥くさすぎ。若手が死ぬ思いをすることだろう。アジさんだったら、もっとクール&スマートな指導をしてくれることだろう。しかし、コーチ陣も連れての来日だそうだが、これまでいる日本人コーチ陣はどないするん??(えっ、もうすでにアポーン?!)

それから、ジュビロHPには、アジさんがこれまで監督をつとめてきたチーム フィゲレンセをセリエAって書いてるけど、ブラジル1部リーグもセリエAって呼ぶのかなあ。ポルトガル語とイタリア語って発音同じなのかなあ。日本のサイトだったら、ブラジルのチームってわかるような書き方をすればいいのに、イタリアのセリエAの監督だったのかと勘違いする人がけっこういそう。

てなことはおいといて、早く写真出さんかい、ジュビロHPでもどこでもいいから。7年の歳月がアジさんをどんなふうに変えてしまったか、とても気になる今日この頃なのであった。
posted by miquage at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ジュビロ>イルハン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

ウクライナバウアー ロタンくん

毎日1試合ずつ実況を見ているW杯。
昨日はスペイン対ウクライナ戦見ました。
試合の録画をこれから見るという方も多いようなので、結果がわかるようなことは、ここには書きません。わかってかまわない方は、「続きを読む」をクリックしてつかーさい。

というわけで、試合結果と全然関係ないことを書くのじゃー。
ふっふっふっ、見つけてしまったのさ。
今大会の、えーっと、ひつまぶしじゃない、ひまつぶしじゃない、
ごくつぶしじゃない、・・・なんなんだろう?
燃えるネタなんだから、モグサ!?(^◇^)
あ、某所では、だ〜りん、ですかい。
ま、呼び名はどっちでもいいんですけど(よくない?!)
真っ当な言い方をすれば(笑)「私的注目選手」でしょうか。
ウクライナの21番、その名はルスラン・ロタン(ROTAN)
フランスにも同名のサッカー選手がいるそうですが、
天使のような名前じゃありませんか。
でもほんと、綴りが rotten でなくてよかった(^^;)

はい。相変わらず、童顔、受けキャラ路線を堅持しております。
とってもわかりやすくてごめんなさいって感じです。
そうそう、○ルハンよりも、ちょっと前に書いた、若き日の
ジャック・ペランの方と感じが似てる、と言われそうな気も。
金髪碧眼みたいだし。
この写真だと、なんだかアルプスの少女ハイジのサッカー選手版(^^;)みたいな感じもしてきました。

この方、MFなんですが、きのうの試合中も、ほんとにけなげに頑張っておりました。後半20分を前に交替となってしまいましたが、どうやらチームの中心選手の一人みたい。(この画像では、8番がロタンらしい)だから、これからも見られそうで、ラッキー。

ウクライナはシェフチェンコの為にも、ロタンの為にも、なんとか決勝トーナメントに行ってほしいものです。

だって、そうでないと、そうでもないと、今回のW杯の試合って、見るたびに、これは何かの代償行為でしかない、って思い知らされるのだもの。ハー(T_T)
何故って、決まってるじゃないですか。まだまだ魂は「サッカーをする○ルハン」にくっついてどっかに放浪中の身だからなのさっ。(まだヤツが銀河系内にいることを祈る)

しかし、ウクライナって代表選手中で、国外で活躍している選手がたった3人しかいないそうですね。ヨーロッパとはいえ、東だし、なんとなく特殊っぽくて、立場的にも心情的にもトルコにも似通ったとこがあるような感じもします。

・・・・・応援しよっかな。



てか、私がこんな殊勝な(?!)心情になるのには、試合の内容も
影響してるかもです。
それでわ、試合結果についてちょっとだけ。


続きを読む
posted by miquage at 00:48| Comment(1) | TrackBack(0) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

カイザースラウテルンの邂逅

前半は、ずーっと、浸水した船から素手で必死に水をかき出しているような感じ。それでも、沈まずにどうにか切り抜け、ホッ。おまけに運良く波の向こうに陸地がかいま見えているではないか。
そして、後半。水の流れ込みかたもわかってきたし、効率がいいバケツ・リレーが導入され、水位は順調に下がってきた気がしないでもない。その内、陸もだんだん近づいてきた。と思ってたら、接岸間際に、戦闘機来襲、船腹に大きな穴をいくつも空けられ、アッと言う間にあえなく撃沈されたのであった・・・。

てか、ハーーーーー、疲れましたね、対オーストラリア戦。
バイオリズムで考えるのはもう流行らないだろうけど、日本代表って一回いい試合をすると二回ポシャるとか、なんか法則でもあるのかなー。あまりに非効率的な、悪夢のような負け方に、見ている方にもどっと疲労感が・・・。最後の最後まで消耗させられた上、遅く不適当な選手交代の結果、船と運命を共にした選手達の冥福を祈ります。次戦までに、神様も含めて全員が生まれ変わって、別チームになれますように。アーメン。

しかし、キャプテン宮本なんて、このままじゃ円形脱毛症にでもなってしまうのでは。最後のインタビューの時の顔つきなんて、尋常じゃありませんでした。他の選手も皆、ヨレヨレ。完全に「使用後」ってか、しぼりつくされたゾーキンみたいな顔でした。

ちなみに、最後まで顔がそれほどは変わらなかった(ように見えた)のは、福西くらいかな。相変わらず、どんなにヨレヨレ(のはず)でも、いつものヘーキヘーキ顔(どんな顔だ(^^;))。あ、ナカ〜タも変わりませんでしたよ。最初から最後までいつものご不満顔。ポーカー・フェースっていうより、単に2人とも、あまり顔面筋肉が発達していないだけなのかもしれん。さすが、ダブル・ボランチ。そろって、不要な筋肉の発達は極力避けているのか。(遠回しにツラの皮が厚いと言ってるわけではない。)

・・てのはおいといて、途中出場の小野も哀れ。折角出してもらって、がんばったのに、何でここで小野を出したのかどうしてもわからない、と試合後、ゲスト解説者2人にそろって言われてました。

ところで、個人的には、この試合をTVで見てて一番面白かった、てか感慨深かったのは、このゲスト解説者2人が並んで座ってる光景だったりします。日本代表を応援しようとTVをつけたら、この2人がアナウンサーと3人でこっち向いて並んでいたので、ズッコケた(古っ)ジュビロ・サポってけっこういるんじゃないんでしょうか。

だって、8日にFマリに負けてその足で退陣したお方が、4日後にそのFマリ監督と仲良くならんでドイツでお仕事してるんですぜ。

いやー、ドラマチックな展開。マジでちょっとインタビューしてほしかったなー。山本サン、今、本当のところ、どんなお気持ちなんでしょうか。なーんて。

でも、某NHKも、この点についちゃさすがにちょっとは慮るところがあったのだろうか。まず2人の肩書きに微苦笑。だって、岡田氏には「元日本代表監督」、山本氏には「元五輪代表監督」としかテロップには出てないんだよ。ああっ、苦しい。もしかして最初に口頭かなんかで、横浜Fマリノスの現監督とジュビロ磐田の元監督って紹介もしたんだろうか。そしてその時、山本さんはどんな顔をしていたのだろうか。いや、きっとそんな紹介しないよね。大事なW杯の日本代表の初戦前に、そんな余計な連想をさせるようなことはせんじゃろう。

しかし、ゴン中山も同じドイツの地で日本のTV番組のレポーターをやっているのですが、街角とかスタジアムで元監督とバッタリなんてないのでしょうか。重量級2人がW杯とまったく関係ないことで異国の街角で殴りあいなんて、けっこう見ものだったり。うん、この場合、山本元監督が少佐、ゴンが「仔熊のミーシャ」かな(^^;) え、逆?

それにしても、昨日の代表の負け方って、昨今のジュビロのふがいない負け方と通じるものがあるように思えて身につまされます。ものすごい消耗戦で、がんばりまくって、しかも、終わってみると、けっこう大敗している。最悪。えっ、これって、まさに最近のジュビロじゃん。なんか、見てて既視感アリアリ。あー、なんか、やだなー、これ。

それでかな、ラフな格好でしゃべりまくっている岡田さんに較べて山本さん、スーツ着てかしこまってて、言葉も少なかったような。

そういえば、今回の辞任もあり、この2人の日本サッカー界内的ポジショニングてかレッテル(?!)もけっこう差が付いてしまったかもですね。
片方は元W杯代表監督でちょっと前のリーグチャンピオンの現監督。
片方は、とうとう元リーグチャンピオンを立て直すことができなかった、元五輪代表監督。・・・以前は、次期日本代表監督候補筆頭の元五輪代表監督にして、常勝軍団復活を目指すジュビロ磐田監督、だったんですけどねえ。

山本さん、貧乏神と疫病神をドイツでさっぱりふるい落として帰ってきてくださいね。あ、でも、日本代表の上には落とさないでくださいっ。ジュビロにも持ち帰らないでくださいっっ。え?もう監督じゃないから大丈夫?
じゃあ、よその国の誰かさんにも迷惑かけないように自宅にしっかり持ち帰りましょう。大丈夫、ヤツら死神じゃないから、飛行機は落ちませんよ。
posted by miquage at 00:30| Comment(2) | TrackBack(1) | その他サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月08日

ガーーーーンx3☆(>_<)

明日からW杯だってのに、こんなんアリ??
なんでこういう時に限って、ガーーーンとすることが続けて起こるのだ。
まるで一人MRIだ。(あれってアタマがガンガンするそうで)

その1
ジュビロの山本監督が、さっき、ナビスコ杯負けた直後に、辞表を出したそうな!!!
ジュビロは今日、FマリノスW杯落ちFW久保の二試合連続ゴール(!!!)のせいもあり、ホーム磐田で2対0で負けたのだ。それだけでも充分ガーーーンなのに、HPの試合後インタの途中でさりげなく何気なくあたかも当然のことのように、辞表を出した、今日でお別れと語っているではないかっ!!!受理されたそうではないかっ!!!!

あの強気な山本監督をしてさえ、限界だったのだ。追い込まれていたのだ。
やめちゃったという事実より、そのことがさらにショックです。

だって、ジュビロは山本監督の前に、手持ちの監督ストックを使いつくして、最後の頼りだったはずなんだ。何があっても、3年間はあの人で行くはずだったし、本人もそのつもりだったはずなんだよ。
どーすんだよ。
ほんと、ガピ〜〜ンって感じです。
こうなったらもう外人を呼ぶしかないのか。
でも、ジュビロって外人監督と相性悪いんだ。
知らないからっ。

ああ、もうこれで充分にMRI状態だってのに、
その2っ!!
「舞姫 テレプシコーラ」が、ガァアアアンな展開なのだ(;>_<;)
○○ちゃんが、○○ちゃんが・・・!
まさかね、そんなことないよね、
そんなことしないよね、
いくらあの山岸涼子でも
しないよね。

そうだ、あまり動揺せずに次号を待とう。
まだそうと決まったわけでも・・・・
でもでも、まず間違いない・・・かも。
だって、あの山岸涼子だからね。
とにかく最悪の事態になってしまったようなのじゃぁ(;>_<;)
次号を読むのがコワイよー。

その3、
長年お世話になってきた、浮き世風呂のおとーさんが廃業まで視野に入れているらしいことを突然知った。
ガァァァーーーーン!!
毎日お湯をもらいに行ってるのに、ぜんっぜん気づきませなんだ。
永遠に続くものと思いこんでいました。
永遠に続けてほしいです。
ずーっと一緒に湯船の片隅につかっているのがシアワセなんです。
勝手なお願いですみません。


あまりにガーンが続いたので、珍しくウィークデーに浮上。
しかし、伏せ字とワケワカな用語特集になってしまった(^^;)
明日からW杯臨戦態勢(つまりW杯という事態と戦う姿勢ってことっす)どころか、もう負けとります。寝ます。

posted by miquage at 23:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月04日

冷たくも美しく萌え「ロバと王女」

いつかは必ず見たいと、長年執着し続けてきた映画、「ロバと王女」をとうとう見てきました(@^^@)
1970年のフランス映画、監督はジャック・ドゥミです。
これのデジタル・ニューマスター版ができたってのを某新聞で読んだ時は目をむき、目を疑いました。で、あまりに嬉しくて舞い上がってしまった為か、てっきりDVDが出るって話だと思いこんでしまいました。(しかし、あまりに私らしいパターン(^^;))

ところが、このDVD、アマゾンその他で探しまくっても、どこにも出てません。まだ発売前なのであろうと思い、あせらず待とうと思いました。
なにしろ、苦節(でもないか)ン十年も待っていたのですから。

しかし、あまりにいつまでたっても出てこないので、変だにゃー、ともう一度調べたら、なんとそれは、映画館でデジタル・ニューマスター版が上映されるって話だったのぢゃーーー!!!

ヒエー、今頃そんなこと言われても、きっともう上映終わってるよと、涙目で上映館をググりました。そしたら、地方上映の後、東京に戻ってきて、飯田橋ギンレイでやるってわかって、ホーーーッ(^^;)
ちなみに、DVDは、7月28日に出ることになったそうで、これで本当に完全に安心したのであった(o^o^o)

ジャック・ドゥミ映画といったら、「シェルブールの雨傘」(1964年)が日本では一番有名なのかな。その次が、「ロシュフォールの恋人たち」(1966年)でしょうか。(このあたり、私はリバイバル上映やTVで見ましたです。)

1970年の「ロバと王女」は、大御所となってからのドゥミが、彼を恩人と思っている、カトリーヌ・ドヌーヴを主演に思いっきり遊び心で作った映画だったんじゃないでしょうか。
実際のところ、ジャック・ドゥミの他の名作と呼ばれる映画と較べたら、映画としての出来自体はどうやらあまり高く評価されてないらしいです、「ロバと王女」。

ちなみに、この3作ともミュージカルで、作曲家は、いつもドゥミとコンビを組む、ミシェル・ルグラン。ミュージカルですから、短いセリフも全部、歌になっています。もちろん、長く一曲歌うシーンもあります。
でも、「ロバと王女」の場合、役者達が本職の歌手ではないので、音楽はきれいだけど、歌がすごくいいってわけではないように思います。(シェルブールとロシュフォールに関しちゃ歌は本職の歌手が吹き替えていたような。。)

ついでに言うと、この映画、ストーリー的には、ペローのおとぎ話をほぼそのままなぞってるわけで、登場人物の心情や行動には理屈もリアリティもたいしてありません(ホント)。そういう意味での納得や感動を求めてはいけないみたい。お姫様だからこれでいいのさ、王様だからこれでヨシ、ってな感じです。

歌に関しちゃ、実はこの映画の最初の方で、カトリーヌ・ドヌーヴが歌い始めた時、この不安定な音程でこんなに長く歌っちゃっていいのか、許されるのかとハラハラしたくらいでし。(ま、まさかあれってプロ歌手の吹き替えじゃないよね。)

だけど、この映画ってそもそもそ〜んなこともこ〜んなことも気にする映画じゃないんですね。見始めてすぐわかったことなんですが、なんといっても、これは、当時27才のカトリーヌ・ドヌーヴの異様なまでの美しさを見る為の映画だったんです。この中じゃドヌーヴはヘタな歌を歌っちゃおうが、セリフがバカっぽかろうが、何をしてもカンペキに許されるんです。

もちろん、他にも見所はあります。
批評家は、これでもかっていう耽美な衣装や仕掛けや舞台装置を見所に挙げてます。ま、ところどころ、おとぎ話ということを意識しすぎたのかちゃっちぃところもありましたが、確かに、青の国、赤の国の舞台装置や、キャラクターのメイクなんかは、今見ても色あせません。もしかして、後年のスター・ウォーズなんかにも影響を与えているんじゃないでしょうか。

だけど、それだって、衣装をとっかえひっかえして出てくるドヌーヴの美しさに較べたらどれほどの意味がありましょうや。てか、そう思わせるほど人間離れしてきれいなんです。

なんつか、「源氏物語」で、少年時代の光源氏が美しすぎて不吉だ、とささやかれたのまで連想してしまいました(^^;)

・・・実は、私は、ドヌーヴってそれほどは好きじゃなかったんです。
単なるブロンドじゃん、それも偽の、って思ってたこともあるくらいで(笑)だけど、もう理屈でもなんでもなく、見直さざるをえなくなるほどきれい。髪がブロンドの極致っていうか、金色がかったカスタードクリームみたいな色なんですが、その色と同じくらい、現実離れした美しさ。この髪もほんまもんじゃないなんてとても信じられないほど似合っています。

で、なぜ似合うかというと、顔かたちが冷たいほどに端正だからだったんですね☆
ファンの人には、今頃気付くなよなんて言われそうですが、とにかくすっきり端正な薄い顔。
そして、ほとんど胸の膨らみを感じさせない、スラリとスレンダーなお姫様体型。
白痴美に近いような、冷たくて清楚な美少女役を演じるのに、もーもーこれ以上のモンはありませんや。

そして、(あるとすればですが)その次の見モノは、その父王役のジャン・マレーでしょうか。
とにかく不気味なまでにカッコいい美中年であります。「エロイカより愛をこめて」で、少佐にさんざん「カボチャ」と言われていたような、ちょーちんブルマー風ズボンと、タイツ、そして、マント、という冗談みたいな格好が、似合いすぎ。なんというか、こういう格好をしても、カッコいいんです。見てて恥ずかしくないんです。ま、多少妖しいかもしんないけどさ(^^;)

それから、なんかわけわかんない変な妖精役の、デルフィーヌ・セイリグ。これまたフワフワして夢のようにきれいなブロンドの熟女です。

なんといってもおとぎ話なのだからでしょうが、こうした、人形のように美しい登場人物が次々に出てきて、皆が固唾を飲んで見守る中(?!)、ようやく登場するのが、王女様の相手役、赤の国の王子様です。

いったいどんな役者だったら、ここで浮いてしまわないでしょうか??
髭の剃り跡がうっすらと青いような精悍な美青年でも出てきたら、どないしよ(;>_<;)
もうすべておしまいです。ぶちこわしです。責任者、出てこい!です。

でも、ここでのジャック・ドゥミの選択は賢明でした。
「ロシュフォールの恋人達」でもドヌーヴの相手役だったジャック・ペランを使ったのです。

      ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

ええと、今回も長ーーい前置きですんません(^◇^)
てか、すみません。今までのは、ぜぇ〜〜んぶ前置きです。
だって、私がこの映画に執着し続けていたのは、
もちろん、このジャック・ペランを見たかったからなんだも〜ん(爆)

実は、私は、小学生の時、古本屋で買った古い「スクリーン」でこの人の笑顔を見て、みょ〜に気に入り、ずーっっっとこの人のファンで、この人萌えでしてん。(いわゆる一目萌えってやつでしょーか(^^;))
それからテレビの深夜映画で、モノクロ映画「鞄を持った女」見て、ますます萌えましてん。
さらには、「家族日誌」(これもモノクロ)で昇天しましてん(^◇^)(てか、一つ目の魂は、ここで完全に消費されてしまったのじゃ)

何に、そんなに萌えたかっていうと、この人のはかなさってか、繊細さってか、不安定さってかにです。(内包された矛盾とも言ったりして(^^;))
この人って、パリの文化人の家庭に産まれた、おぼっちゃまなんです。俳優としても、「育ちはいいんだけどよんどころない事情(たいていは自分自身の甘さのせい)でどんどん不幸になっていく美少年または美青年」みたいな役が定番だったようです。

ただし、(私には)美形ではあるけれど、造形的にはそんなにハンサムとは思えません。
おでこが出ているし、顎がしゃくれてる。
可愛いらしい童顔なんだけど、とても神経質そうな顔なんです。
よく言えば繊細っていうのかな。
そして、ブロンド。(実は違うのかもだけど、ブロンドの役が定番)

今回の映画では、ドヌーヴのブロンドと対比させるためか、髪はダークブラウンです。これってあまり似合わないかも。でも、やはり王子様は髪がダークじゃないといけないんでしょうね、おとぎ話では。だけど、それでも相変わらず可愛いです。なんつか、キュンキュン言ってる子犬みたいな、可愛いらしさ(笑)だいたい、どう見ても、17−8才にしか見えないっす。
ペランは、ドヌーヴより2つ年上ですから、この時、30才に近いはずなんですけど、ウッソーとしか言いようがありません。ヘタするとお姫様よりいたいけな感じの、年下&弟風の王子様です。

だからでしょうか?
この映画でも、「ロシュフォールの恋人達」の時と同じく、この2人には、
キス・シーン一つありません!(T_T)
最後が2人の結婚シーンだってのに、これって信じられます?!
いくらおとぎ話だからって、てか、おとぎ話だからこそ、最後は美しい誓いのキスで終わるもんだと思って期待してたんですが、とうとうありませんでした!!!

それもあってか、どうも最後まで、この冷たくきれいなお姫には、このガキっぽいオージなんてほんとは眼中にないんじゃって感じがつきまといます。けしからんことです。

・・・ところで、これ読んで、某氏が、超美人だけど気の強そうなドイツ人ブロンド妻より年下&キュートに見えたことを連想される皆さんもいらっさるのでは、と思います。さらに、完璧に尻に敷かれてた風であったとこも・・。
てことで、私は、つくづく、ほんのガキンチョの頃からこういう受けキャラ(ワハハ)が好きだった自分の将来(って今ですが)を憂える気持ちになりました。(てかもう遅すぎ!!!)

話し戻りますが、この映画、キス・シーンは省エネ・カットでも、どうやら設定的には10代半ばから後半らしいこの2人が、楽しそうに遊んでいるシーンは出てきます。
真っ白な衣装で、草原でゴロゴロころげまわったりしているんですが、2人とももーとにかく可愛い。万年美少年ペランのお陰で、大人顔のドヌーヴも本当の少女のように見えちゃいます。

この映画のペランは、他にも、赤の国だからってんで、赤い大きなボンボンつき帽子をかぶって出てきたり、ジャン・マレーと同じく、カボチャにタイツだったり、サービス・カット出まくり(^◇^) そして、そのすべてが超可愛いのでした。
それもすべて、童顔に加えて見事なまでに細身の王子様体型だからなんでしょう。いやー、この人がスタイルもこんなにいいなんて、知りませんでした。眼福、眼福。あ、ヨダレこぼさないでください(^^;)

てか、20数年後の「ニュー・シネマ・パラダイス」の大人のトト役で棺桶かついでいた時のあのたくましさは、まだ毛ほども見られないんです。ま、あれはあれで、イケてましたけど。

さっ、「ロバと王女」のDVD予約に行ってこよーっと!(^◇^)
posted by miquage at 00:08| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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