2005年03月21日

「Oh! アヅマ」 見つけた!

昨日書いた、吾妻ひでおのことなんですが、たまたま今日、古い漫画類の整理をしていたら、「Oh! アヅマ」というタイトルの、1995年発行の本が出てきました。
こう書いて、「大吾妻」とかけているらしいです。(わけわからん)

「10年ぶり」と帯に大きく書いてありますから、これは、1回目だか2回目だかの失踪の後くらいに出した本なのでしょうか。
94年から95年に書かれた作品が一番多く載っています。

後書き漫画を見たら、失踪中に何故か作品を出版社に「投稿」したりしたこともあったらしい。吾妻ひでお本人作と信じてもらえなくて、落とされたとか。

それがどの作品かわからないけど、この本に載ってる作品はやはり、絵も荒れていると思うし、ギャグの切れが一部を除いて、イマイチです。
確か、この本は、一読して、あー、失踪後の吾妻ひでおはもうダメかー、とガッカリして放ってあったのであった。

今読んでみると、ところどころに作者らしき人物が酒瓶抱えてころがってるところがよく出てくるし、登場人物の女子高生が、酒飲んでゲロってるシーンがやたら多かったりする。
「失踪日記」に出てくるシーンそのまんま。
このころからアルコールに毒されていたのでしょうね。

それにしても、ギャグ漫画家ってほんとに過酷な商売なんだなあ。
この「10年ぶり」の本が出てからまた10年たって、今度は「失踪日記」だもの。
一回復帰したけど、またどっか行っちゃって、入院もしちゃって、あっというまに全部で20年だー。

そういえば、ギャグ漫画家じゃないけど、冨樫義博も一時「消えた漫画家」であった。
そして、この人も、そして、吾妻さんも、プロで売れてる最中に、自分で同人誌作って、コミケで売ったりした経験がある。
皆、好きなことやってストレス解消しないともたないんだろう。(シロートだって、同人やらないと生きていけない人はけっこういる時代だ。意味が違うかしら(^^;))

つーことは、結局みんな、プロやめて同人になっちゃえば? だってもう、お金には困ってないんだしさ。それまでの作品で印税だって入るだろうし。(これはシロート考えか?!)
でも、コミケだって、売上げはすごいもんがあるはずだ。彼らの作品なら、一日で、ン万部いくだろうし。

しかし、いかん。そうしたら、普通一般では作品が読めなくなってしまう。
それは困る。コミケで並ぶのは、もう体力的についていけないしねえ。
やはりこれだけ面白いもんは、世の中すべてでわけあうべきだよ。がんばってくれよー。。


posted by miquage at 02:33| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こっそり。
ギャグ漫画家じゃないんだけど、昨日の「情熱大陸」に出ていた角田光代さん
ぜんぜん幸せそうな顔してなかった。
やっぱプロ作家になんかなるもんじゃないなーと思いました。
私は趣味でいいや。
Posted by 美也子 at 2005年03月21日 14:59
えっ、マダムって、すでにプロの作家さんだったんじゃ!?
もしかして、注文を受けて締切があって書くのがプロっていう意味ですか?!
小説でも漫画でも、世間一般に売ることを目的に書いたら(書かされたら)それはもう商品ですよね。
商品にならなくていいから、本音を書きたい、書きたいものを書きたいって同人的なスタンスの方が幸せは幸せだと思うなー。
商品は生活の為に書いて、後は趣味に本音をぶつけるとゆーのはどうでしょうか。
他の職業(会社員とか)と作家の二足のワラジを履くよりは、ストレスがたまらないのじゃ。逆かしら??
角田光代さんって、プロの作家だけの一足のワラジなんですか?
(「真昼の死」っての買って読んだけど、暗くてあんまり面白くなかったような。。。)
Posted by miquage at 2005年03月21日 20:04
何がプロかって、確かに難しいですね〜。なんとでも定義できる。
商品化を想定すると、自分の書きたいものからどんどん離れていくというジレンマは、一部の幸福な方を除いて、多くのプロの方が感じているかもしれないです。
角田さんは一足のワラジなんですよ。
Posted by 美也子 at 2005年03月22日 00:23
読売新聞にアヅマを見つけて驚きました。
失踪していたんですね。
「萌」の原点はアヅマとも書かれていましたよ。
今は、コミケで同人誌を売っているとか・・・
ちょっとショックでした。
好きなことで生活していくというのは
難しいことなんですね。
Posted by みかんず at 2005年04月02日 18:10
いろいろな新聞や雑誌に取り上げられているみたいですが、読売でも取り上げられたのですね。
朝日でも、萌えの原点みたいに書かれていました。
「萌え」って元々はロリコン系の用語だったみたいですね。
一般誌向けロリコン系漫画といえば、昔は吾妻ひでおくらいしかなかったのかも。
(ロリコンといっても、今のと較べたら全く人畜無害だけど。)

失踪日記によると、失踪前から、コミケで同人誌売ってたみたいです。
それが息抜きというか、そこでしか本音が書けない、という作家は、今も多いのじゃないかなー。
Posted by miquage at 2005年04月03日 02:00
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